病気について

診断:直腸カルチノイド(腫瘍の大きさ13mm)
いわゆる癌とは違うが、癌と同じ悪性腫瘍のため切除が必要。
リンパ節への転移が認められるため、内視鏡による局所部位のみの切除では対応しきれない。
外科切除(開腹)によりその周りをまとめて切除する。
カルチノイドが癌と呼ばれないのは、骨の癌といわれる骨肉種が骨癌と呼ばれないのと同じ理由とか。
癌と区別されるのはもうひとつあり、癌ほど進行が早くない、つまり発見→即入院とはならない。
ちなみに癌とは上皮質の細胞が悪性腫瘍化するものをいい、それ以外のものは癌とは言わないらしい。
僕の場合大腸がんとならないのは、大腸の上皮質である粘膜から腫瘍ができているわけではなく、その下の粘膜下層からできている。
悪性腫瘍の定義とは、浸潤と転移を行う腫瘍のこと。浸潤とは腫瘍が周りへ広がること。転移とはリンパ管等を駆使し別の場所へ広がること。
良性と呼ばれるものはそれを行わない。
全て先生の受け売りですが。