それでもボクはやってない

ユナイテッド・シネマ豊洲。20本目。0円。
ポイント使用。
見に行こう見に行こうと思っててやっと見に行った。
最終週の日曜だからか、スゴイ混んでた。
冒頭からいきなり痴漢シーン。最初から最後までずっと引きつけられる感じで見終わった後はスゴイ付かれた。
裁判映画だから、台詞の量がスゴイ多い。言ってることは大して難しくないのだが、量が多いので飲み込むのに必死。
ラストは、まあタイトルからも分かるとおり、懲役を喰らって終わるんだけど、これ見たらどう考えても警察と検察と(地方)裁判所は糞だって思うよね。
そう言うミスリードを狙って、問題提起してるんだろうけど、それがうまい。
普段から、2ちゃんねるカバチタレなんか見てるとそれらは腐った体質だって感じちゃってる方なので、そう思うのかもしれないけど。
推定無罪が推定有罪、「〜は被告の罪を否定できるものではない。」とか、言う言い回しをしちゃうところとか、地裁は糞だな。
あと、結局裁判費用はどれだけになったのかとか、10回の公判がそれぞれどれだけの期間にわたって行われたのかとか、もっと明示した方がよかったのではないだろうか。
加瀬亮の冴えない青年の演技は結構よかったな。突然切れるところとか。
役所広司はまた出てるのかって感じ。