X-MEN ファイナル・ディシジョン

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ。58本目。
なにげに六本木ヒルズ初体験。横の麻布トンネルは通勤に使ってたけど。
深夜0時近いというのに、六本木ヒルズカップルばかり。逆か、深夜だからカップル多いのか。
六本木ヒルズスクリーン7は、シネスコサイズで都内1でかいスクリーンだそうだ。
10/5にUC豊洲がオープンすると、そちらが最大になるそうだけど。
まあでかい。品川アイマックスシアターを見たあとだから、それほどの驚きはないが、それでもでかい。
やはりでかい幕はいい。
以下ネタバレ。の前に、字幕はなっちじゃないので安心してください。
あとエンドロールは最後まで気を抜かずに見ましょう。
ファイナル・ディシジョンがタイトルなのだが、劇中出てくる文字はLastStand。素直にそのまま邦題にしてよ。
字幕で見たので生声初体験だが、ローグ以外はあまり気にならなかった。
今作は前回死亡したと思われたジーンがキーワードとなる。チャールズとエリックが、まだ覚醒前のジーンを迎えに行くシーンから始まることでもよくわかる。
ということでジーンは復活するわけだけど、それを知らないスコットは落ち込みまくり。
更に復活したジーンは2重人格で、裏のジーンにサイクがコロされてしまう…まだ30分も経ってないのに(´Д⊂ヽ
裏のジーンはマジ怖い。普段からあまり美人顔ではないのに、青白く引きつりまるで死に神だ。
対照的にストームと、幼女から少女になったキティが超かわいい。ストーム役のハル・ベリーって40歳とは思えない。
今回はキュアってミュータント抗体がキーアイテムとなっている。
リーチというミュータントが、近くのミュータントの特殊能力を消し去るという力を持っていて、金持ちが目をつけたのだ。
その金持ちの息子もミュータントで、原作では学園最初の5人のうちの一人であるエンジェルな訳だが。
複雑…
そのキュアを打たれたミスティークが、エロかわいい女性に変わってしまったのをみてマグニートーが一言。
「君はもう仲間ではない」
うっわーヒドス。
ローグは対照的に、自分からキュアを受けに行って何とかボビーの気を引こうと必死だ。
必然的に最終決戦にローグはいない。当のボビーはキティのがキニナルみたいだが。
ところで、ナイトクロウラーがいない。仲間になったんじゃないのか。
ジーンはプロフェッサーXにも暴走して、粉々にしてしまうわけだが、この前にプロフェッサーXが授業中にやったビデオが複線になってる。
アルカトラズ島に、キュア(リーチ)撲滅に乗り出すマグニートー
そこへX-MEN参上!6人が横にならんでブラザーフッドと戦隊モノよろしく対峙する。うわ、かっこいい。
集団戦の後、キティvsジャガーノート、ストームvsカリストアイスマンvsパイロの対戦が見られる。
それぞれもうちょっと長くやって欲しかった。
キティvsジャガーノート戦は、キティの頭脳勝ちというかリーチの能力を知って、即座に利用なんてなかなか出来るものじゃないよ。
ウルヴァリンvsマグニートーだが、2戦やって2戦ともウルのゲロ負け。まあ全身金属骨格vs磁力使いじゃ見えてるけど。
で、シミュレーションの時と同じようにチームワークで勝つわけだが、マグニートーはガチンコ対決で倒して欲しかったな。
暴走したジーンは、物も人間も粉々にしまくっている。
ウルヴァリンは、肉をそがれながらも自慢の超絶回復力で回復しながらジーンに近づき、抱きしめる。
そしてぶっすり。
そうなるよなぁ。うーん切なくなるな。やはりそーするしかない…
全て終わって、ウルヴァリンの引きで終わるのかと思ったら、隠居じいさんみたいなマグニートーが出てきてかすかに力が戻ったような描写。
ファイナルじゃないのか。
そしてエンドロール後に2段オチ。プロフェッサーXの声。
プロフェッサーXが劇中の授業で、ビデオの中の男性(植物人間)を5人の子供を持つ男だとか、意識を移植するのに倫理的問題がどうとか言っていたが、その5人の子供ってチャールズの最初の教え子の5人のことじゃ…
ってことはこの植物人間はチャールズ自身?ジーンにコロされたと思ったとき、この植物人間に意識を飛ばして復活?
まあX-MEN4かどうかはわからないが、次もありそうな気がするラストでした。
ブライアン・シンガーが3を撮ったらどうなるのか、これはこれで興味があるが、結果的には監督変わってよかったんじゃあないかと思う。
X-MEN3も面白かったし、スーパーマン・リターンズも面白かったし。
要するに超面白かった。 映画館で見るべし。
ってことで、どすか。ゲロゲロリ。